手を繋いで文化は廻る

世界のあらゆる文化は須く全て繋がっている。それらは互いに手を取り合い、共存共栄し、高めあい、人々をより豊かにする。私は自身が得た文化の一端を伝えていく事でその一助となりたい。

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琴線感覚

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これは、僕のあらゆる芸術や創作物に触れる際に考える事なのですが、

よく、琴線に触れる、という言葉を使います。

 

例えば音楽。

一応音楽を嗜んでいる身としては、

ロック、ジャズ、ハウス、ワールドミュージックと、

幅広く聴くようにしているのですが、

いや、聴くようにしているというか、好きで幅広く聴くのですが、

別にジャンルで聴いているわけでもないし、

技巧がどうのと言う訳で聴いているわけでもないのです。

 

自分がこの音楽は好きだ。となればどんなものでも聞くし、

そこに様々な垣根はありません。

他人の評価もどうでもよく、唯自分が良いと思う。

この感覚を琴線と呼んでいます。

 

琴線は自分の成長に伴って変わります。

今までは触りもしなかったモノも好きになる事があります。

一度触れた琴線ならどんな年齢になってもそのモノを好きです。

一過性のモノではなく不変のものなのです。

 

よく、音楽で何をよく聞かれるのですか?

と聞かれますが、本当の意味で何でも聞くので本当に困ります。

「何でも」のレベルは人によって様々ですから、

その人にとっての何でもは僕にとって何でもではなかったりするし、逆もまたしかりです。

 

 

感性と言っても差支えはないと思いますが、

ロックが好きだからと言って、

全てのロックが好きなわけではないし、

好きなアーティストでも、

この曲は好きではない。

とかあるわけです。

 

それは自分の琴線に触れていないのだと思います。

 

アーティストの表現に、

自分の琴線が共鳴すれば、

それこそが好きなのだと思います。

 

ぜひこの琴線感覚を自覚し、

そこからそれを頼りに、

自分の好きを探ってみてください。

 

ではまた。