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「ドラマー」という職業も細分化していくんだろうか?ドリブルデザイナーから考える新しい講師業

 

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「ドラマー」という職業も細分化していくんだろうか?

 

ってふと思ったきっかけは、

サッカーで「ドリブルデザイナー」っていう仕事をしている人がいて、

プロサッカー選手に、ドリブルで相手を抜く方法論を教えたりしてたのを見て。

 

ちょっとそれについて話します。

ま、仮説なんで話半分で聞いてください。

 

目次

 

 

 

ドリブルはサッカーの一要素でしかない

 

んで、「ドリブル」ってサッカーのスキルの中の一要素でしかないわけです。

サッカー選手に必要なスキルって、素人考えでも、

 

【身体能力スキル】

・スタミナ

・スピード

・キック力

・瞬発力

・ジャンプ力

【技術スキル】

・パス

・トラップ

・ドリブル

プレースキック

【知的スキル】

・オフザボールの動き

・ポジション毎の役割の熟知

・戦術理論の理解力

・ポジショニング

・行動パターン予測

 

と、ざっと思いつく限りのことを挙げ連ねて見ました。

足りないスキルもあると思いますが、

大観として、どれもサッカー選手に欠かせない能力だと思います。

 

なんで、いわゆる「心・技・体」のスキルが、

平均レベルを超えている選手が活躍できるのです。

あくまで論理思考からくる一般論ですが。

 

ウイイレとかのサッカーゲーム見てたらわかるかもですね。

 

という理由で、ドリブルだけが上手いからといって、

プロになれるわけじゃない

試合で活躍できるわけでもないっていう論証を終えます。

 

とはいえ ・・・

 

とはいえ、

ドリブルを活かして活躍している選手はメッシ、ベン・アルファアザールなど、

星の数ほどいますし、一芸あるに越したことはないです。

 

ですが、得てして活躍している選手は、

ドリブル以外にも、

・パスが上手い

・ゴールを決められる

・サッカーIQが高い

など、別のスキル能力もあるから活躍しているのです。

 

例えばサッカーゲームで、

A、ドリブルだけ最大能力値で、それ以外は平均以下

B、ドリブルとパスの能力が最大、それ以外は平均以下

 

どちらが活躍するでしょうか?

 

答えは、「正直どちらもそんなに活躍しないが、

どちらかといえばB」という濁した答えになります。笑

 

今までの話をしっかり聞いていたらわかるかもしれませんが、

基本的に活躍している選手は、全ての能力が平均より高く

その中でもさらに秀でた能力があるから活躍できるのです。

活躍しやすい。と言ったほうが正確かもしれないですね。

 

今回サッカーの話は本筋ではないので、

詳しくはプロになりたい人向けの、

個人能力系のサッカー本でも読んでみてください。

 

要素だけに特化すれば仕事にできるという事実

 

サッカーの話をして伝えたかったのは、

これだけみても全然理解できる簡単な話なんですけど、

ドリブルという要素だけではプロサッカー選手にはなれないけど、

ドリブルの要素だけに特化すれば仕事にできる。という事実です。

要は細分化ですね。細分化でお金稼げるようになった。

 

この事実は、サッカーというスポーツに関係する職業。

というよりかは、あらゆるジャンルの講師業にとっては、

暁光なのではないだろうか。

 

特に専門的スキル系。楽器演奏スキルとかね。

 

でも、考えた。

ドリブルデザイナーって仕事は何故成立するんだろうか?と。

 

結論言うと、プロサッカー選手のニーズも満たせるから。です。

 

プロサッカー選手も、

「もっと武器になるスキルを磨きたい。増やしたい」

と思っていて、武器を磨いたり増やしたりすることで、

「もっと活躍したい」という向上心は絶対あるはずです。

活躍しないと稼げないのがプロだからです。

 

ドリブルデザイナーは、

プロサッカー選手のニーズを、

満たせるレベルの「要素」を持っているから、

解決策を示せて、それがお金になる。

という理屈ですかね。結論。

 

ドリブルデザイナー的音楽の仕事

 

で、これから世の中にはもっと、

ドリブルデザイナーみたいな仕事が増えるのかなと。 

 

音楽でいえば「詩+曲」=楽曲と定義すれば、

ビートメイカー、トラックメイカー は、

曲の中でも「ビート」や「インスト」にフォーカスしているので、

ざっくり言えば作曲家の細分化とも考えられます。

 

もっとドリブルデザイナー寄りに考えるなら、

楽器のプレイヤーである、

ミュージシャンのほうがわかりやすいでしょうか。

 

例えばドラマーをドリブルデザイナー的に考えてみます。

 

「おかず」だけを創って提案する人は、

フィルインデザイナー」とかどうでしょう?

リズムパターン構築なら「リズムパターナー」です。

 

フィルインデザイナーって仕事が一般化したら、

次に起こるのは縦展開。深掘りですね。

ジャンルで考えて「メタルフィルインデザイナー」、

「ジャズフィルインデザイナー」とか。

 

 

仕事の相手はプロドラマーです。

サッカー選手の件でも話しましたが、

プロドラマーもプロなので、

必要なスキルは平均以上、その上でさらに秀でた能力がある人です。

 

しかし、プロドラマーでも、

フィルインパターンはもっと磨きたい」

「もっと効果的なおかずの入れ方が知りたい」

というニーズは少なからずあると思います。

 

そこで「フィルインデザイナー」の出番です。

 

「ポップスのサビ前に効果的なフィルインはこれです」とか、

「ジャズの常套フィルインはこれです」とか、

専門的に研究したデータとか、ノウハウを持ってれば、

解決策を示してニーズを満たせるわけですよ。

 

おかしなこと言ってますか?

でも、ドリブルデザイナーと、

やってること変わりありませんよ。

 

というか、よくよく考えれば、

インスタグラムなんかでは、

外国人ドラマーがよくやってますね。

フィルインデザイナー笑

 

肩書きにフィルインデザイナーって、

名乗ってないだけですね。

 

ならなおのこと言ったもん勝ち、

はじめたもん勝ちな気もしますが笑

 

まぁこれ全部仮説なんで。

近い将来「フィルインデザイナー」

って名前見かけたら、

このブログを思い出してもらえれば幸いです。

 

まとめ。細分化補足

細分化の波って結構いろんなところで起こってます。

例えばお笑い。

 

はるか昔、島田紳助紳助竜介時代に、

「今のお笑いは老若男女にウケる、万人ウケする笑いや。

これからのお笑いは細分化する。若者向け。サラリーマン向け。

みたいな笑いのとり方をせなあかん」

みたいな話をしてたのをYouTubeかなんかでみました。

 

で、今のお笑いどうですか?

万人ウケしてますか?

EXITの漫才がおじいさん・おばあさんが理解できますか?

(実は、漫才のオチだけはウケてるらしい。EXITのオチは謎かけだから)

 

完全にお笑いは細分化しました。

 

で、今回サッカー講師という中で、

細分化が起こった。

あったのかもしれないが、言語化したことで世に出た。

 

細分化の流れは、

ドリブルデザイナーを見て、

いろんな業種に飛び火するかもしれない。

音楽業界にも。

 

そんなふうに思ったわけです。

 

なんかこの記事見て、

アイディア沸いて、稼げそうならやってみてもらえませんか?

 

責任は全く取れませんが笑

 

ではまた。