手を繋いで文化は廻る

世界のあらゆる文化は須く全て繋がっている。それらは互いに手を取り合い、共存共栄し、高めあい、人々をより豊かにする。私は自身が得た文化の一端を伝えていく事でその一助となりたい。

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世界から音楽が消えたら、あなたの好きな○○もなくなります。

 

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「自分の人生になんの必要性もない」

「べつに音楽がなくても生きていける」

 

確かにそうかもしれません。

衣・食・住さえあれば、人は生きていけます。

 

しかし、もし世界から音楽が消えたら、

あなたが大好きなモノも同時に消えることになりかねません。

なぜかというと、

モノを作っているのが「人間」だからです。

 

順を追って説明していきますね。

 

目次

 

音楽では人は生きていけない

 

音楽は食べ物みたいに、

体内にカロリーを摂取することはできません。

遺伝子的に無理です。

 

また、音楽は無形ですから、

着ることも、住むこともできません。

 

「NO MUSIC NO LIFE」なんて、

口では言っている人も、

実際は、一週間音楽を聴いていなくとも、

平然と生きていることでしょう。

 

音楽では、人は生きていけません。

それは変えようのない厳然たる事実です。

 

しかし

しかし、

その衣・食・住は、一体誰が創っていますか?

 

あなたが気に入った衣類。

あなたが気に入った食品。

あなたが気に入った住居。

 

例えば、

・ポロのジャケット

・シャネルのコート

・デザイナーズマンション

カルボナーラ

・ほうれん草のお浸し

・カレー・・・

 

おわかりかと思いますが、

これらは全て「人間」が創っています。

 

人間が思考し、行動に移した結果が、

「モノ」となってあなたの周りにあるのです。

 

そして、

人間が創り出した「モノ」の中に、

音楽や絵画、映画、本といった、

生きていく上で必要ない「モノ」の影響が入ってないと、

断言することはできるでしょうか?

 

あなたが気に入った身の周りの「モノ」に、

1ミリたりともその影響が入っていない

「モノ」はありますか?

 

 

おそらくないと思います。

 

なぜなら、

人間が創り上げたモノには、

必ず思考、思いが、イヤでも入っているからです。

 

そして人間は、

脳で指令がくだってから初めて行動できます。

逆はありません。

ですから思考が入ってないことはありえないのです。

 

人間が創り上げたモノに、

思考が宿っているわかりやすい例に、Appleがあります。

 

iMaciPhoneのデザインはシンプルですよね?

 

そのシンプルなデザインには、

スティーブ・ジョブスの思考、

特に禅やビートニクに影響されたミニマリスト思考だったからこそ、

iMaciPhoneのデザインはシンプルなのです。

 

今や生活必需品となったスマホも、

生きていく上で必要のない「モノ」から影響された思想の結果です。

 

 

必要のないモノがなければ、

必要なモノも作れないのです。

だから、音楽、さらには映画や絵画なども、

衣・食・住と同じように大事な「モノ」なのです。

 

必要のないモノ=文化・思考の豊かさ

 

必要のないモノとは、人間の文化・思考の豊さともいえます。

 

そして、そんな文化や豊さを下から支えているのが、

クラブやライブハウス、映画館、出版社などです。

 

特にコロナの影響で、

クラブやライブハウスのイメージはよくありません。

 

よくありませんが、

それは今回のコロナが、

締め切った空間で威力を発揮してしまうせいです。

 

クラブやライブハウスが、

建物の防音上の理由で密になってしまっているだけで、

本来行っているサービス提供とは関係ありません。

理屈で考えればわかることです。

 

そして、

あなたがTVや音楽アプリで目にするミュージシャンには、

誰しもに下積み時代があります。

 

あなたも今の仕事をはじめから満足にできましたか?

それと同じです。

 

そんな下積み時代をフォローしたり、

誰もが知っているわけではないけど、

有名なミュージシャンと同じくらい良いミュージシャンが、

パフォーマンスする場所。

 

絵を披露したり、DJが音を繋いだり、

舞台劇や、ワークショップ、フードフェスに至るまで、

自由な表現の場として、新たな芸術を育てる場として、

文化を支える役目を果たしてくれているのが、

クラブやライブハウスなんです。

 

確かに、少数派の閉じられたコミュニティかもしれません。

 

しかし、いつだって革命を起こしてきたのは、

少数派です。

 

LGBTQにしても、

音楽にしても、衣食住の進化にしても、

デジタルにしても、学問にしてもそうです。

 

新しい僕らの革新的な暮らしには、

少数派の革命が必要なのです。

 

そして革命の先には、

もっと便利で豊かな未来があります。

 

そんな世界の方が、

あなたも生きやすいと思いませんか?

 

もしそんな世の中にしたい。と思うなら、

あなたがこれからしなければいけないのは、

投票です。選択といってもいいでしょう。

 

政治の投票もそうですが、

もっと簡単な、日々の生活のことから始めましょう。

 

あなたがコンビニでパンを買うこと。

知り合いの店で服を買うこと。

好きなミュージシャンの曲をダウンロードすること。

 

あなたが「このサービスはずっと使いたい」とか、

「これはもっとよくなってほしい」とか

世の中に思うことはいっぱいあると思います。

 

それを、あなたの一票、行動で変えるのです。

 

「Keep The NOON」

 

ずその一票が、

例えばこのクラブ「NOON」への支援からでもいいと思います。

 

いきなりなんだ。と思うかもしれませんが、

NOONでは今、あるプロジェクトを始めようとしているのです。

 

そのプロジェクトは、

コロナでイベントができなくなったNOONが、

営業を維持するためにはじめるプロジェクトです。

 

クラブがあなたの人生にまわりまわって関係している。

というのは、今まで説明したとおりです。

 

あなたが支援することで、

あなた自身の生活を豊かにする一票になるのです。

 

NOONは、

20年以上も大阪で営業しているクラブで、

風営法に勝訴したクラブ」として有名です。

 

いろんな文化を支えてきた場所で、

ここから数多くのアーティストが繋がって、

影響され、豊かさを育んできました。

 

あなたが知っているかもしれない有名アーティストも、

下積み時代に、

NOONのステージで立っていたかもしれません。

 

oasisノエル・ギャラガーのサインが飾ってあった。

といえば、その可能性を信じてもらえるでしょうか。

 

コロナのせいで、

クラブやライブハウスはバタバタと閉店していますが、

NOONも同じように閉店させてしまっていいでしょうか?

 

20年以上も育んできた文化を、

なくしてしまっていいでしょうか?

 

「もったいない」

 

と思ったら、

ぜひ500円からでもいいので支援してみてください。

 

それだけで、あなたの世界は変わります。

 

なぜなら、

あなたは自分の頭で考えて、

自分の人生をよくしたいと動くのですから。

 

思考は行動を生み、

行動は習慣を生みます。

そして良い習慣は、良い人生を作るからです。

 

マザーテレサや、心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉です。

 

一緒に、良い人生を創り上げていきましょう。

 

「keep the noon」 近日公開します。

詳しくは公式ホームページ

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追記

支援先はべつにNOONでなくとも構いません。

 

「資本主義社会=お金を消費することでサービスが続く」

というシステムなので、

良いサービスを残したいなら、

良いサービスに投資する。選択する。消費する。

 

これは投票の原理と一緒です。

 

あなたは、良いなと思ってるサービスを、

指加えて眺めているだけで、

そのサービスを使い続けることができると思いますか?

 

こう言われると理解できると思うのですが、

実生活になると、ついそのことを忘れてしまいます。

 

普段の生活から、

「人生とは選択なんだ」ってことを意識して動くと、

いろいろ見えてくるものがありますよ。

 

政治とかね。