【小説感想】「函の中の失楽」面白すぎる。いや、2日で読みました。

知り合いからすすめられ、その場で借り、

本の厚さに躊躇していて、やっと重い腰を上げ読んで見たら、

ページを繰る手が止まらず2日で一気読みして今です。

感想など言うに及ばず。

これを面白いと言わずして何を面白いと言えばいいのか。

23歳のデビュー作でこれは、いや、

だからこそ書けたのか。

前半の伏線の山を焼け野原の更地にする程追及の余地のない回収。

難解な事柄を書いているはずなのにスルスルと脳内に入り込む文章。

名作と呼ばれる所以しかない質量。

ウロボロスシリーズも早く読もうと思いました。

余談ですが、

脳内キャストは

曳馬:ディーンフジオカ

根戸:ジョエル・マティヴ(リバプール)真沼:山崎賢人

影山:賃貸住宅サービスのサル

甲斐:りんたろー

倉野:吉田基己の漫画　官能先生の主人公鳴海

久藤雛子:広瀬すず

久藤杏子:松雪泰子

羽仁:オタコン

布瀬:時効警察はじめました七話の一発屋眼鏡歌手役の前野健太、又はとろサーモン久保田

ナイルズ・ホランド:吉田秋生のバナナフィッシュのアッシュ

でした。ナイルズ・ホランドと布瀬と曳馬はハマり役だと思うのだけどなぁ。

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