手を繋いで文化は廻る

世界のあらゆる文化は須く全て繋がっている。それらは互いに手を取り合い、共存共栄し、高めあい、人々をより豊かにする。私は自身が得た文化の一端を伝えていく事でその一助となりたい。

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人間は皆平等に不平等だ

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人間は皆平等に不平等だ。

 

 

平等である為には、
皆が同スペックで同一の行動をしなければならない。

 

僕が右に進み、あなたが左に進むのは不平等だ。不公平だ。

仮に結果が同一で、距離も同一だったとしても、

プロセスが違えば、平等ではない。

 

そして、

生年月日も容姿も能力も生活環境も金太郎飴の如く均一に。

 

仮にそんな事が可能として、(ロボット以外無理だが)

そんな世界で人類が繁栄するであろうか?

 

平等など幻想だ。

 

しかし、逆説的にそれは、
 

あなたがあなたでなければならない理由であり、
あなたの存在が肯定されている理由である。

人間が人間として生きていられる理由である。

 

人間は皆平等に不平等だ。

 

だから誰しもにチャンスがあり、
誰しもに幸せになる権利がある。

 

・・・・・・・・・・・・

 

「人間は皆平等に不平等だ」

というフレーズが自分の中で好きです。

単に言いたいだけかもしれません。

 

このフレーズを思いついたのは、

「人にあらずんば」っていうフリゲーをやった感想書いた時。

 

ここで書いた時は、ゲームのメッセージに対してのアンサーとして書いた。

けれど、自分の中でどんどんポジティブな意味合いが強くなった。

 

生きていていいんだよ。

今の苦痛は絶対に止む。

 

今をどうにかしたいのは、わかる。

でも、だからこそ、未来に目を向けて欲しい。

 

今だけを見ないで、世界はそんなしょうもない事ばかりじゃないんだ。

 

「自分を守る為の逃げなら大アリです」

 

銀の匙で校長が言ってた。その通りだ。

 

ダサいとか知るか。世間とか知るか。

親が歩けなくなるほど拗ねかじり倒して、

支えに支えられて、それでもいい。

 

自分が出来る小さな小さな一挙手一投足を、

自分自身が認めてあげて、

人間として最後まで生きて欲しい。

 

馬鹿に限って声が大きく、その声に馬鹿が反応し、

踊る馬鹿に見る馬鹿、同じ馬鹿でもああは絶対なりたくない。

 

世界は間違っているし、人間だって動物的にはぶっ壊れてる。

間違いだらけの世の中で、

正しさなんて容易く踏みつぶされる。

 

でも、そんな中でも、心の中に太陽を持ち続けられる奴だけが、

本当の本当に平等に不平等の世界を生きられるんだと思う。